Fear is the path to the Dark side. 恐れはダークサイドへの道 Fear is to angyr,angry is to hate... 恐怖は怒りへ、怒りは憎しみへ・・・
Hate is the suffering. そして憎しみは苦しみとなる ここでいう「苦しみ」とは、「他人の苦しみ」でもあるが、同時にそれは「自分自身の苦しみ」でもある。憎しみに身を委ねて相手を負かせたとしても、それは勝った事にはならない。憎悪感にのまれたにすぎないのだ。 日常において、些細な事であれ、そのような経験をした人は多いだろう。相手を言いくるめはしたが、なんか後味が悪い思い・・・とても勝った気がしない思い。 ヨーダは、『ファントム・メナス』において早くも少年の未来の陰りを予感していた。アナキン・スカイウォーカーは、聡明で、やさしい上に思いやりのある少年として登場した。ヨーダはそんな少年のどこに陰りを感じたのか。 それは、彼の恐怖心だった。少年の恐怖心の強さをヨーダは感じ取ったのである。 アナキンに修行をさせようとするクワイ=ガンに対し、ヨーダは慎重な姿勢を見せる。ここでのヨーダは旧作の様に、青年に対し正しい道を指し示す人物というよりは、賢者のひとりとして描かれている。ジェダイ評議会の中心人物として、鋭い眼光をもって真実を見極める人物である。 それは、ダゴバにいたヨーダとは違った側面での奥ゆかしさを物語に与えてくれた。